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四万十ポークの塩豚と乾燥えのきの炊き込みご飯
・米:600g(4合) ・四万十ポーク:500g ・乾燥えのき:40g ・銀杏:10粒(キットには入っていません) ・木の芽:適量(キットには入っていません) |
《A》塩麹:25g、塩丸:50g 《B》水:600cc |
(1)《 A 》を合わせて豚バラ肉にまんべんなく塗り、2時間おく。
(2)(1)を強火のせいろで30分蒸し、蒸し上がったら冷ます。 肉の厚みによって火の入り方が異なるので、竹串をさしてスッと刺さるか確認する。
(3)米は洗って1時間浸水し、水気を切る。 乾燥えのきは《 B 》の水につけておく。
(4)(2)の豚肉から200gをスライスする。 土鍋に米、えのき、えのきのつけ汁を入れ、スライスした塩豚肉2/3くらいを並べる。 蓋をして火にかける。
(5)沸騰したら弱火で10分炊き、火を止めて5分蒸らす。 その間に新銀杏を素揚げして皮をむき、軽く塩をする。
(6)炊きあがったご飯に残りの塩豚肉を並べ、銀杏と木の芽を散らして仕上げる。
'73年15歳で料理の道に入り、赤坂「山王飯店」、「東京ヒルトンホテル」、「キャピトル東急ホテル」等での修行を経て、'85年27歳で都内ホテルの料理長、'92年同ホテル総料理長になる。
'96年、「トゥーランドット游仙境」代表取締役総料理長に就任、'97年、パン パシフィック ホテル横浜(現横浜ベイホテル東急)中国料理総料理長に就任。'98年、同ホテルにて皇太子ご夫妻のご夕食調理総責任者を拝命。
'01年東京・赤坂に「Wakiya一笑美茶樓(いちえみちゃろう)」をオープン。'07年7月、ニューヨークのグラマシーパークホテル内にWakiya Gramercy Park Hotelをオープン、海外進出を果たす。('08年12月移転のためクローズ)
'08年東京・池田山に「Wakiya迎賓茶樓(げいひんちゃろう)」をオープン、'11年東京・赤坂に移転し「トゥーランドット臥龍居(がりゅうきょ)」と共に新たにオープンした。現在、東京、横浜で四店舗のオーナーシェフを務める。
脇屋の料理は、上海料理の伝統を軸に旬の素材をふんだんに取り入れた身体に優しい中国料理。こだわりの器に美しく盛りつけた料理は、日本人らしい繊細さとつややかさが表現されていると国内外から高い評価を得ている。五味(甘味、苦味、酸味、塩味、うま味)の調和が取れたコース料理、確かな技術から生まれるオーソドックスな中国料理は幅広い層から支持されている。
'02年よりアメリカやヨーロッパなど海外で行われているチャリティー活動に積極的に関わる。また'05年には世界の名だたる料理人が技と哲学をもって最先端の料理を披露するMadrid Fusion 2005(スペイン)、'11年にはWorld Gourmet Summit(シンガポール)に参加するなど世界に活動の場を広げている。
メディアでは、NHK「きょうの料理」をはじめとするテレビ番組や雑誌などを通して中国料理や中国茶の楽しさを広く伝えている。また、ワインにも造詣が深く、'05年には中国料理を通じワインの普及に貢献したとして日本ソムリエ協会認定名誉ソムリエに就任。'08年にはボルドー地方よりコマンドールの騎士号を任命される。'09年にはシャンパーニュ騎士団のシュバリエ(騎士)の称号を受賞。名誉きき*酒師酒匠を受賞。
'08年厚生労働大臣表彰(厚生労働大臣)、東京マイスター(東京都知事)受賞。
'10年厚生労働省による卓越した技能者(現代の名工)受賞、'12年農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞。'13年料理人人生40周年を迎えた。
'14年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章。
きき*=口ヘンに利